3. ドル円109円台半ば　一般教書演説には反応薄　　(2/5午前)

ドル円109円台半ば　一般教書演説には反応薄　　(2/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は109円台半ばでの取引。

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ドル円109円台半ば　一般教書演説には反応薄　　(2/5午前)

ドル円109円台半ば　一般教書演説には反応薄

5日午前の東京市場でドル円は109円台半ばでの取引。昨日海外市場では新型コロナウイルスの感染拡大の米国経済への影響は最小限にとどまるとの国家経済会議クドロー委員長の発言、中国が準備しているとされる感染関連の経済対策への期待等からリスク回避の動きが大きく後退し、株式市場が急反発。ドル円も急伸し109円台を回復しました。本日東京午前もドル円は底堅く推移し、東京時間正午現在は109.46レベルで取引されています。日経平均午前は265円高で終了、香港、中国等アジア株も本日は総じて上昇しています。

本日午前11時過ぎよりトランプ大統領が一般教書演説を行い、冒頭アメリカが再び尊敬されるようになったことを強調。基本的には経済の回復、雇用、対中交渉、宇宙軍創設、医療政策、移民対策等の自らの成果を自画自賛する内容に終始しました。新型コロナウイルスについても一部言及、中国政府と連絡を取り、緊密に事態に対応しているとコメントしていますが、この間ドル円相場はほぼ無反応でした。

テクニカルにはドル円は昨日の急上昇で90日線、一目均衡表の「雲」等当面のレジスタンスと目されていたラインすべてを突き抜け、本日109.47レベルの21日移動平均線に絡む動きです。
新型コロナウイルスの感染拡大は続いおり、今後も市場のリスク認識が二転三転することは想像に難くありませんが、短期的にはドル円の下値リスクは200日移動平均線での反発により大きく後退した形です。

ドル円109円台半ば　一般教書演説には反応薄

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