ドル円 107円台半ばでもみ合い 米中懸念はやや後退(9/24午前)

連休明けの東京市場でドル円は107円台半ばでのもみ合い推移。

ドル円 107円台半ばでもみ合い 米中懸念はやや後退(9/24午前)

ドル円 107円台半ばでもみ合い 米中懸念はやや後退

連休明けの東京市場でドル円は107円台半ばでのもみ合い推移。
朝方ムニューシン米財務長官の中国の劉鶴副首相とのワシントンでの会談が10/7の週になるだろうとの発言にリスク選好が強まり、ドル円は早朝の107.50近辺から一時107.69に小幅上昇しました。しかし、その後はもみ合いとなり、東京時間正午現在は、107.55レベルでの取引です。日経平均株価午前の終値は52円高と小幅高で終了しています。

昨日の海外市場ではドイツの製造業PMIの悪化や米中貿易交渉が難航しているとの見方が強かったことから、ドル円も一時107.31まで売り込まれる局面もありましたが、米総合PMIの改善などで持ち直し、アジア時間につないでいます。

連休中は訪米中の中国の交渉団の農場視察打ち切りなどが悪材料視され、ドル円は値を下げる展開となっていましたが、中止は米側の都合によるものわかり、閣僚級会談の日程も具体化したことで、本日やや懸念が後退した形です。

テクニカルにはドル円は、先週末以降の下げで90日移動平均線を割り込んできています。FOMC終了とともに、いったん上昇局面が終了したとも取れる動きとなっており、とりあえず下方向は21日移動平均線や一目均衡表の「雲」の上限のある107.20レベルを試す動きとなるかが注目されます。
一方上方向は90日線が107.67レベル、転換線が107.90レベルと108円手前が重くなってきており、108円台の回復がやや遠く感じられます。


午前中は日米貿易交渉の終了が伝えらえ、やや自動車関税部分に不透明感は残るものの円満決着が期待される状況となっていますが、為替市場は反応薄でした。米中以外は他にこれといった材料もなく、午後も新規材料難の中、現レンジでの取引が継続しそうです。

ドル円 107円台半ばでもみ合い 米中懸念はやや後退

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