米7月小売売上高などの予想
本日はNY連銀8月製造業景況指数の他にも多くの経済指標が発表されます。
主な指標は小売売上高、鉱工業生産指数・設備稼働率等となっています。ここでは小売売上高と鉱工業生産指数を取り上げます。
(今回予想2019年8月15日9時現在)
先月6月の米国小売売上高は予想(+0.2%)を上回る+0.4%になりました。今回7月の予想もそこそこの数値+0.3%となっています。但し、予想レンジの下限は▼0.4%となっているので、結果次第で失望を呼ぶ可能性もあります。除く自動車も平均+0.4%の予想で、こちらも予想通りなら良い数値といえそうです。
米小売売上高(前月比ベースと6ヶ月移動平均線、赤い線はゼロ、黒い線より右は今回予想)
移動平均線は昨年11月〜年始にかけて低調でしたが、最近は過去の平均レベルを維持しています。
アトランタ連銀GDPナウは8月8日現在で第3四半期+1.9%の伸び予想になっており、ほぼ市場予想(ブルーチップ)と同じ水準です。次回更新は今日の8月15日となっており、今日の数値如何で大きく変わる可能性があります。
本日発表の各経済指標の予想値です。(2019年8月15日9時現在)
鉱工業生産指数(青)とNY連銀製造業景況指数(オレンジ)の推移
NY連銀製造業景況指数が鉱工業生産指数の先行指標になっています(上記○印と矢印)。
(2019年8月15日13:30、1ドル=105円88銭、1ユーロ=1.1148ドル)
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