ドル円、105円台後半から徐々に回復。(8/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は朝方105円台後半に急落後徐々に回復。

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ドル円、105円台後半から徐々に回復。(8/9午前)

ドル円、105円台後半から徐々に回復。

9日午前の東京市場でドル円は朝方105円台後半に急落後徐々に回復。
東京時間11:30現在は再び106円に乗せての推移です。朝方の下落は米国がファーウェイとの取引再開許可を見送ったとの報道によるもので一時105.73の安値をつけましたがその後は、第2四半期の本邦GDPの伸びの落ち込みが予想ほどではなかったこと、本邦株が午前中堅調に推移したことで徐々にドル円は買い戻されました。日経平均前場は152円高で終了しています。

昨晩も欧米主要株価指数はほぼ前面高の回復基調で、NYダウは今月初からの急落のほぼ半値戻しの水準まで戻すなど、市場はパニック的なリスクオフからは脱しています。

一方で午前中に発表された7月の中国の生産者物価指数は前年比-0.3%と2016年8月以来のマイナスとなるなど、米中摩擦の実体経済への影響が徐々に出始めている点は懸念材料であり、また、テクニカルにも上値が徐々に低下しているなど引き続き円高方向のリスクは高く、休暇シーズンで取引が細るなかでの突発的な値動きには注意が必要です。

ドル円、105円台後半から徐々に回復。

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