ドル円 雇用統計発表を控え小動き(6/7午前)

7日午前の東京市場でドル円は小動き。早朝からの取引レンジは108.32-54の20銭強にとどまり、東京時間11:30現在も108.45レベルで動意はありません。

ドル円 雇用統計発表を控え小動き(6/7午前)

ドル円 雇用統計発表を控え小動き

7日午前の東京市場でドル円は小動き。早朝からの取引レンジは108.32-54の20銭強にとどまり、東京時間11:30現在も108.45レベルで動意はありません。
日経平均株価午前の終値は104円高、昨晩も米主要株価指数が堅調を維持したことで朝からプラス圏を維持する比較的落ち着いた動きとなっています。

昨晩は欧州中銀が金融政策を公表しましたが、フォワードガイダンスにおいて現状の金利水準をさらに6ヶ月延期する方針が示されたものの、市場が期待していた利下げの可能性の示唆等一段踏み込んだ内容とはなっていないと解釈され、ユーロは乱高下の後上昇。そのドル売りが波及する形でドル円も一時108.03まで下落しました。
しかしその後は継続中の米墨貿易交渉において米国がメキシコに対する追加関税を10日に発動せず延期する方針と伝わったことで、ドルが買い戻され108円台半ばに上昇しています。

ドル円は昨晩108円を割り込まなかったことで107.75-00レンジの堅さを再確認。今週は108円台前半を中心とした膠着状態が続きます。
市場は今晩の米雇用時計待ち。事前予想では非農業部門雇用者数は+17.5万人、平均時給は前月比+0.3%の予想です。

ドル円 雇用統計発表を控え小動き

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