ドルインデックス98台乗せ
先週もドルインデックスを取り上げ、過去の米国からのドル高牽制発言が出やすい水準として97を上回ると警戒水域である旨を書いたのですが、昨日はなんと98を上回る水準となってきました。
今週はドルインデックスの週足チャートをご覧ください。
(ドルインデックス週足チャート)
欧州の景気減速懸念が強まる中でユーロドルが下げていること、またドルインデックスを構成する通貨のうち57.6%をユーロが占めていることからドルインデックスが上昇する動き自体は理解できるものの、株価と違って上がり続けることは米国にとっては許容しがたい面があります。
98台乗せは2017年5月以来の水準ですし、2017年高値103.82と2018年安値88.15の61.8%戻しが97.83となり、テクニカルにもいい水準に到達してきています。
昨夜の日米通商協議を受け、今夜からは日米首脳会談も始まりますが、東京勢が10連休で参加者が減少する中で、梯子をはずされないよう今週以上に来週のドルの水準には警戒したいところです。
*週報、コラムも含め、10連休前は当記事が最終更新となります。次回は連休明けからの更新となります。皆様には良い連休となりますように。
オーダー/ポジション状況
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