米4月ISM製造業景況指数の予想(19/4/26)

発表予定は日本時間5月1日23時です。

米4月ISM製造業景況指数の予想(19/4/26)

米4月ISM製造業景況指数の予想

米4月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2019年4月26日11時現在予想

来週5月1日水曜日に米国ISM製造業景況指数が発表されます。前回は予想を上回る結果となりました。
今回の予想は55.0です。
さて、今月18日に発表された米国4月製造業PMI指数は予想52.8が結果52.4(3月も52.4)となり、予想を下回りました。欧州圏各国の製造業PMI指数と同じ流れ(指数低下)になっています。
従いまして今回のISMの予想もほぼそれに沿った数値になっている様です。

米4月ISM製造業景況指数の予想 2枚目の画像

米国のPMI指数とISM指数の推移
(尚、黒い縦線の右側が今回の予想値です。)

調査サンプルの違いで数値は異なりますが、PMI指数とISM指のトレンドはほぼ同じに動きとなっています。このトレンドは2018年7月〜9月をピークに下降を続けており、今回の数値がトレンドを変える数値(例えば、レンジ上限56.2を大きく越える数値)になるかがポイントになります。
また、この両指数は50(赤い線)を分岐点にして、景気の良し・悪しを判断しますが、ISMの場合は少し高目の数値なので、ご参考まで55(緑の線)にも引いています。最近は55に絡んでいますが、数ヶ月この線を割る流れになると景気は悪化していく様です。

ドル円は週足ベースで昨年10月高値からの抵抗線が112円80銭付近、今年年初の底値(下ヒゲ長い部分を除く)からのサポートが110円40銭付近にあり、このレンジで約半年3角保合いの収斂を続けています。
この手前の112円20銭〜30銭にも抵抗線があります。一方で下値は111円20銭〜30銭、110円90銭にサポートあります。日本のGW中にこの3角保合いのどちらかをブレークして5月7日を迎えるのか注目されます。尚、ユーロドルはユーロ圏GDP予想関連の記事をご覧ください。

米4月ISM製造業景況指数の予想 3枚目の画像

ユーロ圏製造業PMI景況指数

5月2日にユーロ・米国のPMI指数改定値が出ます。ご参考までご覧ください。

(4月26日13:30、1ユーロ=1.1138ドル、1ドル=111円63銭)

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