連邦機関閉鎖の余波(19/1/21)

昨年12月22日につなぎ予算失効で米国の連邦機関が一部閉鎖されてから既に1か月近くが過ぎようとしていますが、思わぬところで余波が出ています。

連邦機関閉鎖の余波(19/1/21)

連邦機関閉鎖の余波

昨年12月22日につなぎ予算失効で米国の連邦機関が一部閉鎖されてから既に1か月近くが過ぎようとしていますが、思わぬところで余波が出ています。

連邦機関のひとつにCFTC(米商品先物取引委員会)があり、大統領直轄の政府機関で閉鎖期間のひとつとなっています。CFTCの最大の役目は先物取引の監督、取引の監視といったところですが、市場参加者にとってはCFTCが発表するCOT(Commitments of Traders)レポートがあります。シカゴのポジションレポートと言った方がわかりやすいかもしれません。

CFTCが閉鎖中ですから、このCOTレポートも12月18日分を最後に発表されていません。年始に大きな動きがあったこともあって、どの程度円売りポジションが減っているのか気になるのでしょう。今週に入ってから既に3人にCOTレポートどうなるんでしょうね、という話が出ました。なかには、連邦機関閉鎖と結びつかなかった方もいるようで、そういうことですかと変に納得されてしまった方もいらっしゃいます。

予算失効による閉鎖ですから給与支払いが無い状態です。貿易摩擦による景気鈍化に加えて連邦職員の給与未払いによる更なる景気悪化につながる可能性もあり、長引く連邦機関閉鎖の悪影響が1月以降は色々と出てきそうな点は懸念材料ですね。

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