2019年は早晩100円を目指すか(19/1/3)

市場急変のため、ドル円テクニカル緊急アップデートです。

2019年は早晩100円を目指すか(19/1/3)

2019年は早晩100円を目指すか

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

市場急変のため、ドル円テクニカル緊急アップデートです。

1月1日の日経新聞に「経営者が占う2019年度」というページがあり、6月末と12月末の円相場予測が付記されていましたが、驚いたことに110円よりも円高を示した人はごくわずか、100円よりも円高を示した人はゼロです。これは100円割れを見る可能性が高いのではと思いつつ、2日、3日の相場を見ていたら予想以上の円急騰劇となっています。

既に年末に示したターゲットは年末に達成し、その次のターゲットを示していませんでしたので、週報の前に次のターゲットについて書いておきます。

まずドル円日足チャートをご覧ください。

2019年は早晩100円を目指すか

ドル円日足

これは昨年5月9日に編集人K氏がユーロドルのチャートで引用した「ゲロ吐きラクダ」パターンです。今回もそうであるとするならば、目先のターゲットであった逆N波動の161.8%エクスパンション(105.45、青のターゲット)は達成しても、昨年安値(104.57、赤のターゲット)を試していない現状では、早晩試しに行く可能性が高いと見たほうがよさそうです。

より長期のチャートで週足をご覧ください。

2019年は早晩100円を目指すか 2枚目の画像

ドル円週足

2016年安値(99.02)とその後の高値(118.66)の78.6%(61.8%の平方根押し)が103.22(赤のターゲット)、そして、その高値と2018年安値(104.57)、2018年高値(114.54)を逆N波動と見ると100%ターゲットが100.53(青のターゲット)となっています。

どうも2019年は100円の大台近辺をターゲットとする動きからのスタートとなりそうなイメージが強いです。ここ2年程約10円の狭いレンジでの取引が続いてましたので、一年を通してもボラティリティが高い年となるような気がします。

荒れ相場では一層のリスク管理に注意して、よい一年にしていきましょう。

オーダー/ポジション状況

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