ドル円の戻りは限定的か(週報2016年4月第三週)

原油価格が

ドル円の戻りは限定的か(週報2016年4月第三週)

ドル円:4月11日からの先週

11日は、前週末の引けの108.08で始まり、東京時間はじりじりと下降を続け、11日安値の107.62まで下押ししました。
その後一転ドル買いになり、11日高値の108.44まで上戻し、欧州時間に入り、もみあいよこばいでやや下押しして107.94で引けました。

12日は、前日引けの107.93で始まり、直後にやや下押しして、12日の安値107.86をつけました。その後一転ドル買いになり、終日じりじりと上昇を続け、NY 時間に、12日高値の108.79をつけました。その後はそのまま横ばいでやや下押しして108.53で引けました。

13日は、前日引けの108.54で始まり、12日と同じ展開で、直後にやや下押しして、13日の安値108.50をつけました。その後一転ドル買いになり、終日じりじりと上昇を続け、NY 時間に、13日高値の109.40をつけました。その後はそのまま横ばいでやや下押しして109.33で引けました。

14日は、前日引けの109.33で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、14日高値の109.55まで上伸、その後一転ドル売りになり、NY 時間に、14日安値の108.89まで下押ししました。その後一転ドル売りになり、109.39まで上伸してそのまま引けました。

15日は、前日引けの109.383で始まり、直後にやや上戻しして、15日の高値109.736をつけました。その後一転ドル売りになり、終日じりじりと下降を続け、NY 時間に、13日安値の108.59をつけました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して108.68で引けました。

ドル円:4月18日からの今週

CME通貨先物ポジション状況 4月12日時点
      (4月12日) (4月5日)
円       66190    60073
ユーロ    ▲52051   ▲53487

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで4月12日付けのネットの円の買い持ち高は、前週からさらに拡大し、少なくとも1992年来で最大を記録しました。

ドル円の戻りは限定的かと。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
4月11日の 107.62 〜 108.74
4月12日の 107.86 〜 108.79
4月13日の 108.50 〜 109.40
4月14日の 108.89 〜 109.55
4月15日の 108.59 〜 109.73

先週で見ると、下値が切り上がってきています

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 116.34で 横ばい
先行スパン1が 114.43で 横ばい
基準線が    111.04で 横ばい
転換線が    109.72で 下降
遅行スパン  109.24で 下降
実勢値    108.68 15日引け

上値方向に多くの抵抗線があり
とても上値を試しに行くとは見えません。
下値のポイントは
前回安値の7日の安値107.67、ここを下抜けた際は
要注意です。

予想レンジは、108.00~110.00 と見ます。

オーダー/ポジション状況

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