産油国会合の行方次第(週報2016年4月第三週)

原油価格が焦点、産油国会合の行方次第です ECBは金融政策を当面据え置きで、次の動き待ちかと

産油国会合の行方次第(週報2016年4月第三週)

ユーロ・ドル:4月11日からの先週

11日は、前週末の引けの1.1396からややギャップアップの1.1404で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、11日高値の1.1447まで上戻しました。その後一転ユーロ売りになり、11日安値の1.1371まで下降し、欧州時間に入り、もみあいよこばいでやや上戻して1.1407で引けました。

12日は、前日引けの1.1406で始まり、直後にやや上戻しして、12日の高値1.1465をつけました。その後一転ユーロ売りになり、終日じりじりと下降を続け、NY 時間に、12日安値の1.1345をつけました。その後はそのまま横ばいでやや上戻しして1.1385で引けました。

13日は、前日引けの1.1384で始まり、12日と同じ展開で、直後にやや上戻しして、13日の高値1.1391をつけました。その後一転ユーロ売りになり、終日じりじりと下降を続け、NY 時間に、13日安値の1.1267をつけました。その後はそのまま横ばいでやや下押しして1.1273で引けました。

14日は、前日引けの1.1274で始まり、東京時間はじりじりと下降を続け、14日安値の1.1233まで下降、その後一転ユーロ買いになり、NY 時間に、14日高値の1.1295まで上戻ししました。その後一転ユーロ買いになり、1.1267まで上伸してそのまま引けました。

15日は、前日引けの1.1265で始まり、直後にやや下押しして、15日の安値1.1295をつけました。その後一転ユーロ買いになり、終日じりじりと上昇を続け、NY 時間に、13日高値の1.1317をつけました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して1.1284で引けました。

ユーロ・ドル:4月18日からの今週

ポイント: 原油価格が焦点で、産油国会合の行方次第です
ECBは金融政策を当面据え置きで、次の動き待ちかと

CME通貨先物ポジション状況 4月12日時点
    (4月12日) (4月5日)
円      66190    60073
ユーロ   ▲52051   ▲53487

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで4月12日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週からやや減少。

来週のユーロ・ドルはもみあいを継続と判断します。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
4月11日の 1.1371 〜 1.1447
4月12日の 1.1345 〜 1.1465
4月13日の 1.1267 〜 1.1391
4月14日の 1.1233 〜 1.1295
4月15日の 1.1245 〜 1.1317

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
転換線が    1.1349で 横ばい
実勢値     1.1284 15日引け
遅行スパン  1.1221で 上昇
基準線が    1.1144で 横ばい
先行スパン1が 1.1043で 横ばい
先行スパン2が 1.1024で 横ばい

これでは方向感が見えません
きっと必要な時間的な処理の局面なのでしょう
1つだけ言えるのは
先行スパン1と2が、強めの支持線となっている様です。

予想レンジは、1.1100~1.1400 と見ます

オーダー/ポジション状況

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