G20日米で為替は温度差、増税延期は合意
4月15日(日本時間16日)米ワシントンでG20が閉幕
前回2月の上海会合同様に
「各国が財政・金融・成長戦略をフル出動し、停滞しつつある世界経済の成長を確保する」hj、j、h
との共同声明を採択しました。
焦点の「為替」では、競争的な切り下げをしないとの総論で一致したものの
ルー米財務長官が日本に対して切り下げでクギをさすなど、日米の温度差が浮き彫りとなりました。
また「日本の増税」に関しては、ルー財務長官は日本は慎重な増税が必要と明言。
安倍政権としては消費増税延期のお墨付きを確保した格好です。
因みに、為替に関して声明は、
「為替レートの過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響を与え得る」
「通貨の競争的切り下げを回避する」
として、従来のG20声明と同じ表現が記されました。
ルー長官と麻生財務相は、前日14日で会談済で、米財務省によると、
G7、G20の為替に関するコミットメントを全ての国が順守することが重要
との認識で一致したという。
「全ての国」に日本も入るのであれば、
円高が進んでも安易に介入はできませんよ、
とクギを刺された可能性があります。
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