ドル円小動きFOMC議事要旨は議長発言と符合(11/30朝)

29日の海外市場でドル円は113円台前半を中心に小動き終始。東京時間7:00現在は113.45-50レベルで取引されています。

ドル円小動きFOMC議事要旨は議長発言と符合(11/30朝)

ドル円小動きFOMC議事要旨は議長発言と符合

29日の海外市場でドル円は113円台前半を中心に小動き終始。東京時間7:00現在は113.45-50レベルで取引されています。
前日のパウエルFRB議長の発言を受けて昨日一時10年もの米国債利回りが3%を下回る局面もありましたが、為替市場の反応は限定的でした。

注目された今月の7-8日のFOMC議事録要旨では、中立金利が近づいてきたことから現在の声明文にある「更なる段階的な利上げ」との文言の削除を求める意見が出たことがわかり、議長発言や最近のFRB関係者の発言の軟化を裏付ける形となりました。減税効果の剥落や貿易摩擦による景気減速懸念、ここまでの段階的利上げによる景気抑制効果を見極めるべきとの声が上がり、今後は経済指標の評価を重視する姿勢が強調されました。
尚、昨晩米経済指標は個人所得や個人支出が前月、事前予想を上回った反面、金利上昇の影響で中古住宅販売が大幅なマイナスとなる等まちまちでした。

FOMC議事要旨の内容が昨日のパウエル議長発言と過不足なく符合したことで為替市場の関心は今日明日アルゼンチンで開催されるG20での米中首脳会談にシフト。ドル円も様子見気分が強まっています。
G20出発前にトランプ大統領は「中国と何かすることで近い状況」にあると発言、米中貿易摩擦解消に進展が見られるかに注目が集まります。

本日この後8:30に本邦10月の求人倍率と失業率および11月の東京都区部の消費者物価指数が、8:50には10月の鉱工業生産速報値がそれぞれ発表される予定です。

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