ドル円続落、欧州通貨高とイベント前調整(11/2朝)

1日の海外市場でドル円は軟調推移、NY序盤に113円にタッチしたものの失速し東京時間7:00現在は112.65付近での取引です。

ドル円続落、欧州通貨高とイベント前調整(11/2朝)

ドル円続落、欧州通貨高とイベント前調整

1日の海外市場でドル円は軟調推移、NY序盤に113円にタッチしたものの失速し東京時間7:00現在は112.65付近での取引です。

昨日は早い時間帯から、英国のEU離脱後も在英金融機関のEU市場へのアクセスを継続する方針が合意されたとの報道でポンドをはじめとする欧州通貨が上昇、加えて英中銀が金融政策委員会で景気が19年終盤から景気が過熱する可能性があるとの見方を示したことで早期利上げ観測も加わり、ポンドは対ドルで前日終値比200pips以上上げて一時1.30に達し、対円でも146円台半ばで取引されています。

対欧州通貨でのドル安に加え、昨晩発表されたISM製造業指数が予想以上に悪化し6ヵ月ぶりの低水準となったことも昨晩のドルの上値を重くしました。
また、今晩の米雇用統計発表や来週の米中間選挙をひかえて、今週前半の一方向のドル買いにポジション調整の動きも出た模様。

一方でNYダウは3日続伸、264ドル高で取引を終えており株式市場は落ち着きを取り戻しつつあります。
米中貿易問題に関してトランプ大統領が周近平主席との首脳会談前の事前電話協が順調に進展したと発言したことで、貿易問題のセンチメントも改善しています。

昨晩の下落でドル円は再び21日移動平均線に絡む動きとなっており、また、上昇中の一目均衡表の雲にも接近中。今晩の雇用統計の内容次第では波乱含みです。
21:30発表予定の米雇用統計の市場コンセンサスは非農業部門雇用者数で20万人の増加、失業率3.7%、平均需給前年比+3.1%とやや強めの予想です。

ドル円続落、欧州通貨高とイベント前調整

ドル円日足

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