米株下げ止まらず、ドル円反応薄。(10/30朝)

29日の海外市場でドル円は小幅上昇。欧州株が全面高となったことで序盤高寄りした米株が、中国に対する課税強化報道等で失速、

米株下げ止まらず、ドル円反応薄。(10/30朝)

米株下げ止まらず、ドル円反応薄

29日の海外市場でドル円は小幅上昇。欧州株が全面高となったことで序盤高寄りした米株が、中国に対する課税強化報道等で失速、NYダウは一時566ドル下げ高値と安値の差は900ドルを越える乱高下となりました。ダウは終盤に持ち直し245ドル安まで回復。

ドル円もほぼそれに沿った動きとなり、序盤にはリスク選好の回復に112.56まで上昇した後反落しましたが、米株下落局面でも112.20近辺までの下落にとどまるなど反応は鈍く、東京時間6:30現在は112.35-40レベルで取引されています。

序盤上昇基調にあった米株価は、米政権が11月の首脳会談で中国との貿易交渉が不調に終わった場合、中国からの前輸入品に追加関税を課す準備をしているとの報道に冷や水を浴びせられた形となり、今週も週明けから下げて始まりました。

ドル円をはじめ為替市場は株価が不安定な動きを続ける中模様眺め、海外時間に日経平均先物も下げており、本日のアジア時間の各市場の株価動向が注目されます。
テクニカルにはドル円は21日移動平均と日足の一目均衡表の雲の間で膠着といっていい値動き。ただ、このままの水準が続けば今週中にも「雲」に突入するため、動きが出てくるものと思われます。

この後8:30に本邦9月失業率および有効求人倍率の発表、また、今日明日で日銀政策決定会合が開催されます。

米株下げ止まらず、ドル円反応薄

ドル円日足

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