ユーロ安値圏で上値重く(10/29夕)

週明けの東京市場でユーロドルは1.13台後半を中心に小動き。

ユーロ安値圏で上値重く(10/29夕)

ユーロ安値圏で上値重く

週明けの東京市場でユーロドルは1.13台後半を中心に小動き。
前週末の海外市場では、ECBドラギ総裁の会見の余波から売りが先行し1.1336まで下押しましたが、週末要因からユーロに買戻しも入り、1.14台にのせて越週しています。
26日NY終盤にS&Pはイタリアのソブリン格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたものの、格付けそのものは投資不適格の2段上の「BBB」に据え置きました。前週ムーディーズが格付け自体を引き下げており、当然S&Pも格下げ不可避ととらえられていただけに、このことはユーロにとって週明けも買い材料です。
一方で週末ドイツのヘッセン州で行われた地方議会選挙でメルケル首相のキリスト教民主同盟が記録的な敗北を喫したことが週明けのユーロの上値を重くしました。
本日夕刻ドイツメディアは一斉にメルケル首相が12月の党首選での再選を目指さない方針と報道、ユーロは欧州時間に再び値を下げ一時1.1361の安値をつけた後、東京時間19:00現在は1.1380近辺で取引されています。

ユーロは軟調地合いが継続、今週末にかけ再び年初来安値1.1301を試す流れです。ただ、今週も世界的株安に歯止めがかかるかが金融市場すべての焦点であり、為替も結局は株価次第です。

序盤の欧州株価指数先物はほぼ前面高、米株価指数先物も上げて始まっていますが、
この後21:30に米9月の個人所得、および個人支出の発表があります。

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