ユーロドル動き無し、東京の値幅はわずか(10/30夕)

30日の東京市場でユーロドルは小動き終始、欧州勢参入前の値幅は1.1370-85のわずか15pipsほど。欧州時間帯に入ってからもやや上下動は増したものの、

ユーロドル動き無し、東京の値幅はわずか(10/30夕)

ユーロドル動き無し、東京の値幅はわずか

30日の東京市場でユーロドルは小動き終始、欧州勢参入前の値幅は1.1370-85のわずか15pipsほど。欧州時間帯に入ってからもやや上下動は増したものの、基本的には1.13台後半で方向感の無い動きに終始、東京時間17:30現在は1.1365-70近辺での取引です。

昨晩は欧州株がほぼ全面高となり、NY序盤も米主要株価指数が上昇するなど、株価底打ち期待が出てきたところで、米中貿易不安をかき立てるような報道がで一挙に米株価が暗転。ただ、連日大荒れの株式市場の動きに各為替市場では様子見気分が強まり、ユーロドルも1.13台後半で方向を見失った形となりました。
ユーロ独自の材料としては、週末の地方議会選での歴史的敗北を受けて、ドイツのメルケル首相が任期満了で党首を引責辞任することを表明、ユーロの重石となりました。

テクニカルにはユーロドルは右肩下がりのヘッドアンドショルダーのネックラインに絡む形で徐々に上値を切り下げる動きです。
昨晩結局週明けから大幅安となった米市場をよそに、本日日経平均は307円上昇、序盤の欧州株もほぼ全面高となっており、株式市場の隔地間の連動も薄れますます不透明感が漂います。
本日日本や中国で株価が下げ止まったことで、連鎖安の無限ループの恐れはやや後退したものの、やはり米国株が落ち着くまでは市場の関心は株価動向に集まり、為替市場に明確な方向性は見いだしにくい状況です。

本日この後19:00にユーロ圏の第3四半期GDP一次速報値が発表されますが、市場予想は年率+1.8%とやや弱め、また、22:00にはドイツの10月CPI速報値の発表、23:00には米10月の消費者信頼感指数の発表があります。

ユーロドル動き無し、東京の値幅はわずか

ユーロドル日足

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