ドル円続落後 株下げ止まりで方向感を失う
ドル円続落後株下げ止まりで方向感を失う(10/16朝)
15日の海外市場でドル円は続落後もみあい。ムニューシン財務長官が日本に対し為替条項を要求するとの報道やアジア時間に主要株価指数が再び下落に転じたことから日中円買いが進行、欧州時間にはいってからもサウジアラビアのジャーナリスト失踪をめぐる緊張などの要因もあってリスク回避地合いが続き、ドル円は海外序盤に111.63まで下値を広げました。
しかしその後欧米市場で株価が落ち着きをみせNYダウが反転するとドル円も111円台後半で方向感を失い、東京時間5:00現在は111.80レベルでの取引です。
昨晩の下落でドル円は9月中旬以来の安値をつけていますが、8月安値109.78から10/4高値114.55までの上昇の61.8%戻し111.60にほぼ到達しており、一旦は下げ止まりやすいエリアに入ってきています。米長期金利も3.15%近辺で横這い推移となっていて、株価の反発が確認できればドル円も底打ちとなる可能性がでてきています。
ただ、終日前日終値付近でもみあった主要米株価指数は終盤に売り優勢となっており、予断を許さない状況です。
本日この後10:30に中国の9月のPPIおよびCPIの発表があります。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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