ドル円上昇 NYダウ最高値更新(9/21朝)

20日の海外市場でドル円は上昇。

ドル円上昇 NYダウ最高値更新(9/21朝)

ドル円上昇 NYダウ最高値更新

20日の海外市場でドル円は上昇。米中貿易戦争への懸念が一段と後退したことを背景に米主要株価が続伸し、NYダウが久々に過去最高値を更新する動きとなり、一段とリスク選好が強まりました。この結果ドル円では円が売られ一時112.58の高値をつけた後、東京時間7:00現在も112.50近辺のドル高値圏での推移です。

昨晩、中国は大半の貿易相手国からの輸入関税を来月にも引き下げることを計画していると報道されました。公式な発表等ではないことから対象が米国を含むのか、どの品目に対しどの程度の引き下げが行われるのか等は明らかではありませんが、輸入拡大と自国国内消費の刺激を目的としたものと思われます。
この報道で今週すでに楽観ムードが漂っていた米中貿易戦争に関する懸念が大幅に払拭され、リスク回避の円買い、ドル買いに一段の巻き戻しが生じる形となりました。

ドル円の112円台後半への上昇は約二ヵ月半ぶり。一方円以外の主要通貨に対してはリスク選好からドルが売られており、ユーロドルは1.17台後半に上昇、結果ユーロ円は132円台後半までの円安が進行しています。
ドル円は直近高値7/19の113.17を目指す動きとなっており、チャート的にも114円付近をターゲットとする「逆三尊」がワークしており、当面ドルの堅調な推移が期待できそうです。

本日この後8:50には本邦8月の消費者物価指数の発表が予定されており、前年比+1.1%のやや強めの数字が予想されています。

ドル円上昇 NYダウ最高値更新

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る