一段安を視野（週報2016年4月第二週）

4日は、前週末の引けの111.56で始まり、直後にやや上戻しして4日の高値111.79を付けました。その後、一転ドル売りになり、終日じりじりと下降を続け、4日安値の111.09まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して111.33で引けました。

5日は、前日引けの111.33で始まり、直後にやや上戻しして5日の高値111.35を付けました。その後、一転ドル売りになり、終日じりじりと下降を続け、5日安値の109.92まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して110.33で引けました。

6日は、前日引けの110.33で始まり、直後にやや上戻しして6日の高値110.64を付けました。その後、一転ドル売りになり、終日じりじりと下降を続け、6日安値の109.32まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して110.78で引けました。

7日は、前日引けの109.79で始まり、直後にやや上戻しして7日の高値109.91を付けました。その後、一転ドル売りになり、終日じりじりと下降を続け、７日安値の107，66まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して108.20で引けました。

8日は、前日引けの108.20で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、8日高値の109.09まで上戻しました。その後一転ドル売りになり、海外時間に入り、NY　時間に、8日安値の108.04まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して108.08で引けました。

ＣＭＥ通貨先物ポジション状況　4月5日時点
　　　　（4月5日） 　　（3月29日）
円 　　　 60073 　　　 54387
ユーロ 　 ▲53487 　　 ▲63811

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで4月5日付けのネットの円の買い持ち高は前週から更に増加。

7日は、前日引けの109.79で始まり、直後にやや上戻しして7日の高値109.91を付けました。その後、一転ドル売りになり、終日じりじりと下降を続け、７日安値の107，66まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して108.20で引けました。

8日は、前日引けの108.20で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、8日高値の109.09まで上戻しました。その後一転ドル売りになり、海外時間に入り、NY　時間に、8日安値の108.04まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上戻して108.08で引けました。

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン２が　117.27で　下降
先行スパン１が　114.57で　横ばい
基準線が　　　　111.06で　横ばい
転換線が　　　　110.74で　横ばい
遅行スパン　　109.02で　上昇
実勢値 　　　108.68　８日引け

上値方向に多くの抵抗線があり
とても上値を試しに行くとは見えません。
下値方向への放れに警戒です。

予想レンジは、107.00~110.00　と見ます。