ドル円、NY休場で動きなし
3日の海外市場でドル円は111円近辺で方向感無く推移しました。
昨日東京終盤に110円台後半で取引されていた円は欧州時間に入り小幅上昇し、111円台に再びのせました。しかしその後は米国、カナダがレイバーデイで休場だったこともあり材料難、NY時間に入ってからの値幅は111.02-17の15銭に留まりました。
また、このところ市場のテーマの中心のひとつとなっているトルコ情勢も、トルコ中銀がインフレ高進を受けて「重大なリスク」とこれを認識し「必要な対応をとる」とコメント、13日に予定されている金融政策委員会での利上げを示唆したことから、一旦様子見となり、こちらも小康状態です。
テクニカルにもドル円は日足の一目均衡表の雲の中、110.94レベルの21日移動平均に近く、安定的。今週は週末にかけて雇用統計を睨んでのポジション調整の主体の動きに次第に収束することも予想され、基本的に動きにくい状況です。
そのためドル円は、当面110.60-111.60あたりで横這いの続く、日足一目均衡表の雲の中での推移となりそうです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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