ドル円111円近辺で小動き(8/28朝)

27日の海外市場でドル円は111円挟みで推移。

ドル円111円近辺で小動き(8/28朝)

ドル円111円近辺で小動き

27日の海外市場でドル円は111円挟みで推移。方向感に欠ける動きの中、次第に頭が重くなってきており、東京時間7:00現在は111.05近辺での取引です。
昨晩は米国とメキシコの間の貿易交渉がほぼ合意したと伝えられたことから米主要株価指数は軒並み上昇、NYダウは259ドル上げて2月以来の高値となったほか、S&P500とナスダック総合指数は最高値を更新しました。

一方で昨日から再開されたトルコ市場でトルコリラは2%超下落、アジア時間から海外序盤までは下落が激しく、対円では17円台半ばをつける局面もありましたが、その後は一方向の動きとはならず買戻しも入り、18円台を回復しています。

昨晩はロンドン市場が休場の薄商いの中、リスクオン・オフ双方の材料が交錯し、ドル円は方向感をなくした印象です。
トランプ大統領はカナダに対しても同様の内容での合意を迫っており、両国との貿易交渉の決着への期待からメキシコペソ、カナダドルは上昇、ドルはトルコリラを除く新興国通貨や主要通貨に対し弱含みました。

テクニカルにはドル円は日足の一目均衡表の雲の中央部で推移、111.04にある21日移動平均線、110.96の基準線に近く、ある意味居心地のよいレベルにあるといえ、次の方向性が出るためには新たな材料が必要な状況です。

ドル円111円近辺で小動き

ドル円日足

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