ドル円:4月7日のファンダメンタル分析
ドル円は、前日に大台割れを試したことで達成感が出る一方で上値も重くNY市場まで110円台半ばで膠着状態。いっぽうユーロは、目立った材料が無い中で対ドル、対円ともにじり安の展開を続けました。NY市場に入ると、ユーロドルが直近安値圏を若干下回った水準から急反発、ドル売りの動きがドル円にも波及し再び110円の大台を割れるとドル売りが強まってのFOMC議事録待ち。記事録の内容は、3月FOMCからイエレン議長講演までのハト派、タカ派発言を反映し、意見は割れていたものの全体としてはいまだハト派のイメージで、株式市場は好感、為替市場はドル売りの動きとなりました。直後にドル円は109.34レベルまで水準を切り下げ、109円台後半へと戻して引けています。
ドル円:4月7日のテクニカル分析
ドル円は、昨日のNY市場までは膠着を続け、どちらかというといったん111円方向へと戻す展開をイメージしていましたが、安倍首相のインタビュー以降、市場参加者は介入警戒感が薄れ、連日の下値トライとなりました。ただ、先週初の高値圏(113円台後半)からは既に4円50銭ほど下げ続けていて、さすがに戻し無しの下げの一波としてはやや値幅が大きい感もあります。流れに逆らうようではありますが、本日は調整の日と見て109.50レベルをサポートに、110.30レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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