FOMC議事要旨(2016年3月15〜16日分)

4月利上げを討議するも、世界リスクへの引き続き慎重さが必要

FOMC議事要旨(2016年3月15〜16日分)

FOMC議事要旨(3月15〜16日分)

議事要旨によると
次回4月の会合で利上げが必要になるかの討議されたものの、
世界的な経済、金融情勢が引き続き下向きリスクとなっているので、
外的ショックに対応するための中銀は慎重姿勢が妥当、
との見方で意見が一致していたことが明らかになりました。

FOMCは昨年12月の時点で、
2016年に4回の利上げがあるとしていました。
この3月のFOMC後に公表された金利見通しでは、
参加者は今年2回の利上げを見込んでいるとされました。
今回の3月の議事要旨で、参加者が経済見通しに関する慎重な見方で一致していた事が明らかになりました。

この発表を受けて、市場では、
今年は一度も利上げがないかもしれないとの見方まで浮上。
議事録発表後、ドル円は発表前の109.70台から一時109.34まで下落しています。

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