ドル円軟調、日銀政策修正観測が重し(7/26朝)

25日の海外市場でドル円は軟調推移。

ドル円軟調、日銀政策修正観測が重し(7/26朝)

ドル円軟調、日銀政策修正観測が重し

25日の海外市場でドル円は軟調推移。序盤は新築住宅販売の不冴えや、米政府が年内に輸入自動車2,000億ドル相当に対し25%の関税を課す見込みとの報道が伝わったことでドル売りが先行、ドル円は110.67まで下落する局面がありました。
しかし、未明に米欧首脳会談でトランプ大統領EUから大幅な譲歩を引き出したとの報道が流れると反発、111円台を回復しましたが、戻りは鈍く東京時間7:00現在は110.90台で取引されています。

注目されたホワイトハウスでの米欧首脳会談では貿易摩擦を回避するために関税、補助金などの撤廃を目指すことで合意したと発表。トランプ大統領は記者会見で欧州が米国産LNGと大豆の輸入の拡大、自動車製品を含む米工業製品の関税引き下げ協議を急ぐことで合意したと伝えました。

ドル円軟調、日銀政策修正観測が重し

ドルの戻りの鈍さの背景には先週末来俄かに浮上している、月末の日銀政策決定会合での緩和政策修正観測があります。昨晩も日銀のETF買い入れの日経平均連動型からTOPIX連動型へ配分の見直しという直接為替市場には影響の出ないと思われる報道に円買いに過剰反応する等市場がこのテーマに神経質になっている様子が窺えます

ドル円は21日移動平均線を下回る展開となっており、このまま頭の重い展開が続くと200日移動平均(本日110.10)や日足の一目均衡表の雲の上限(同109.91)のある110円近辺の水準を意識することとなりそうです。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る