ユーロ小動き終始、米欧首脳会談に警戒感
25日の東京市場でユーロドルは小動き終始、日中は安値1.1676と高値1.1700との24pipsの狭いレンジ内での取引にとどまりました。夕刻欧州勢参入後はややユーロ強含みとなり一時1.17台に乗せているものの基本的には様子見気分の強い状況です。
本日ワシントンで予定されているトランプ米大統領とユンケル欧州委員会委員長との会談を前に為替、株式等の市場は基本的に「待ち」の姿勢です。
ユンケル委員長は「貿易戦争回避の方法を見つけるために」会談に臨むとインタビューに応えており、トランプ大統領も「米国とEUのすべての関税と障壁、補助金を撤廃することを提案したい」とツイート。前日の「関税最高!」ツイートとは真逆の内容に展開はますます読みにくい状況です。
万が一、両地域が関税撤廃の方向で本当に動いた場合には、日本はますます取り残され感が強まる恐れがあり、円相場的にも要注意。一方で交渉決裂の場合にはEU側は即座の報復発動も匂わせており、米欧の貿易戦争はいきなり天王山の様相です。
今晩この後23:00に米6月新築住宅販売件数が23:30には週間原油在庫がそれぞれ発表されます。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの動き。
ユーロドル15分足
オーダー/ポジション状況
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