3. ドル円小幅反発。米長期金利は上昇(7/24朝)

ドル円小幅反発。米長期金利は上昇(7/24朝)

23日の海外市場でドル円は小幅反発、東京時間の111円割れの水準から回復し一時111.54まで上昇した後、

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ドル円小幅反発。米長期金利は上昇(7/24朝)

ドル円小幅反発。米長期金利は上昇

23日の海外市場でドル円は小幅反発、東京時間の111円割れの水準から回復し一時111.54まで上昇した後、東京時間7:00現在は111.30近辺での取引です。

米長期国債が2日連続で上昇。20日にはトランプ大統領のFRBの金融政策に対する批判から一旦は2.84%まで下げた10年もの国債利回りでしたが、トランプ氏の発言による影響は限定的との見方が広がり、依然として先高感も強く、その後の２営業日で0.12%上げて東京時間早朝は2.96%で取引されています。
ドル円も長期金利に連れ高となった部分もありますが、トランプ大統領の為替市場への直接的な関心の高まりを警戒して戻りは限定的でした。

ドル円小幅反発。米長期金利は上昇

テクニカルにはドル円は4営業日連続陰線引けで21日移動平均線（本日111.34レベル）に絡む動き、一目均衡表の基準線（同111.27）も近く、一旦はこのレベルでのサポートが期待されます。

この後本日14:00には5月の景気先行指数および一致指数の確定値の発表があります。

尚、本日はトルコ中銀でエルドアン大統領権限強化後初の金融政策会合が開催されます。市場のコンセンサスは1%の利上げですが、大統領が利上げに強く反対しており、新しい体制化での中銀の独立性が試されることとなります。もし利上げが見送られるようなこととなった場合には、このところ小康状態を保つトルコリラに再度売り圧力がかかる恐れがあり要注意です。

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