ドル円米休場を前に上昇一服(7/4朝)

3日の海外市場でドルは小反落。

ドル円米休場を前に上昇一服(7/4朝)

ドル円米休場を前に上昇一服

3日の海外市場でドルは小反落。
米国の独立記念日を翌日に控え米株式市場などが短縮取引となる中で、ポジション調整のドル売りが出たほか、中国人民銀行関係者からの人民元安誘導否定発言で人民元が対ドルで急騰したことがきっかけとなり主要通貨に対してドルは下げています。
ドル円は欧州序盤には一時111.12を記録する場面もありましたが、その後は徐々に値を下げ、東京時間7:00現在は110.60レベルでの取引です。

中国人民銀行の易綱総裁は人民元相場に関し、「合理的かつ均衡の取れた水準で安定を維持する」と発言、また、同行金融研究所の孫所長は「中国は貿易問題に対処する手段として元相場を利用することは無い」と述べました。この報道に6月に入り下げ足を早め対ドルで6.7まで下げていた人民元は6.64台に戻しています。

米国休場でドル円は上昇一服、本日は東京時間も静かな取引が予想されますが、5月下旬以降の下値を切り上げる流れは継続中。当面のターゲットは5月の直近高値111.40、祝日明けの今週後半は米国で雇用統計を含む重要指標、FOMC議事録の公表と経済イベントが多く波乱含みです。

ドル円日足

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