ドル円上昇、200日移動平均を上抜け。(6/28朝)

昨晩の海外市場でドル円は概ね上昇。

ドル円上昇、200日移動平均を上抜け。(6/28朝)

ドル円上昇、200日移動平均を上抜け。

昨晩の海外市場でドル円は概ね上昇。
昨晩も材料難の中、為替市場は米中問題に方向性を左右される形となりました。
ドル円は海外序盤に流れた、米政府が重要技術分野への中国投資の抑制に関し既存の仕組みを強化する穏当な手段を選んだとの報道に上昇し、一時110.49をつけましたが、その後クドロー米国家会議委員長が「トランプ大統領は中国に対する姿勢を緩めていない」とインタビューで発言、上昇分をやや失って、東京時間7:00現在は110.25レベルでの取引です。

米政府は米国の重要技術を保護する手段として既存の対米外国投資委員会の機能を強化することで対応、中国だけをターゲットとすることはしない方針を示したとの報道に序盤はリスク回避の後退からドル円は上昇、NYダウは300ドルを越える上昇を見せました。
しかし、その後上記のクドロー発言をきっかけに株価は下落に転じ、終値では165ドルのマイナスとなりました。一方終盤にかけてのドル円の戻りは限定的で、昨晩の上昇でドル円は昨日110.21にあった200日移動平均線を上抜けましたが、反落後の終値ベースでも同ラインは維持しています。
尚、昨晩は発表された米原油在庫の減少で原油先物相場が72ドル台に上昇しています。

明確な方向性を見出せないままに為替市場は米中を中心とする投資、貿易問題に一喜一憂する相場展開が続きます。ただ、貿易問題の泥沼化が株式市場に与えたダメージは大きく、連日の株価の下げにそろそろトランプ政権も何らかの手を打たざるを得ない状況と考えられ、引き続き関連のニュースヘッドラインには警戒が必要です。

この後8:50から本邦対外、対内証券投資、および5月小売売上高の発表があります。

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