ドル円海外時間に反発、米株下げ幅縮小(6/20朝)

19日の海外市場でドル円は安値から反発。

ドル円海外時間に反発、米株下げ幅縮小(6/20朝)

ドル円海外時間に反発、米株下げ幅縮小

19日の海外市場でドル円は安値から反発。米中貿易摩擦の激化が懸念される中で大きく下げて始まった米株が、終盤にかけて下げ幅を縮小したことで、ドル円にも買戻しが入り、東京時間終盤の109.55を底値に反発、東京時間7:00現在は110.02-05レベルでの取引です。

米中間の関税引き上げの報復合戦による貿易摩擦の激化が懸念される中、市場にはリスクオフの動きが広がっていますが、昨晩海外時間には米中関係を更に悪化させるような新たなニュースが無かったことで、株もドル円もやや買戻しが入った形です。
ただ、トランプ大統領の強硬姿勢は変わらず、ドル円の上値は限られそうです。
NYダウは287ドル安の24,700.21ドルで終了、朝方は一時400ドルを上回る下げ幅を記録しました。

テクニカルには昨晩の下げでドル円は110.24レベルの200日移動平均線を割り込んできており、転換線(110.05)に絡む動きとなっています。下方向には21日移動平均線(109.81レベル)、基準線(109.76)もあり、密集地帯に絡め取られたような形で短期的にはやや方向感を失っています。本日この後8:50からは4/26-27開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨の発表があります。

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