ドル円109円台後半で方向感無く上下動(6/6朝)

昨晩の海外市場でドル円は109円台後半を中心に方向感無く推移しました。

ドル円109円台後半で方向感無く上下動(6/6朝)

ドル円109円台後半で方向感無く上下動

昨晩の海外市場でドル円は109円台後半を中心に方向感無く推移しました。
NY序盤には米ISM非製造業指数が予想を上回る伸びを示したことからドル買いが強まる場面もありましたが、109.90までで反落。
その後ECBが来週の政策会合で債券買い入れ終了の議論を行い終了時期を明らかにする可能性があるとの報道でユーロが対ドルで反発したことや、米長期金利の低下でドル円も売り優勢に転じ、一時109.47まで下押しましたが、その後米長期金利が2.92%まで反発したことで東京時間7:00現在ドル円は109.85レベルでの取引となっています。

週末のG’7と来週の米朝首脳会談を控え為替市場は動きにくい状況が続いていますが、昨晩関係者の話として俄かに浮上した来週のECB理事会でのQE終了の話が、信憑性はともかく市場には新たな材料です。
昨晩はまたイタリアのコンテ新首相が上院での信任に際し積極財政策を取る方針を改めて示し引き続きEUの財政規律との摩擦が懸念されますが、一方でユーロ離脱については議論もしておらず目指してもいないと言及、どちらかといえばユーロに買い安心感が広がり、ユーロドルは東京時間早朝1.17台前半で推移しています。

安倍首相は本日から訪米、7日にトランプ大統領とホワイトハウスで会談し、その後カナダで開催されるG7主要国首脳会議に出席予定です。

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