ドル円日足分析(18/4/20)

ドル円は3日続けてレンジが30銭強と、欧州通貨が大きな動きを見せる中で完全に蚊帳の外状態となっています。

ドル円日足分析(18/4/20)

ドル円日足分析

ドル円は3日続けてレンジが30銭強と、欧州通貨が大きな動きを見せる中で完全に蚊帳の外状態となっています。本日から始まるG20も動きが出るきっかけとはならなそうですが、週末を前にして本日は仲値買いが出たことでやや底堅い動きとなっています。

テクニカルにもかなり悩ましいチャートパターンとなっていますが、無風通過となった日米首脳会談では日米間の不均衡是正もテーマのひとつとしてあがったことや、今後も続く米国の保護主義政策を考えると本日の上げはダマシのように見えてきます。ドル円の日足チャートをご覧ください。

              ドル円日足

              ドル円日足

2月中旬以降のチャートパターン(水色楕円)は反転パターンを形成中に見えますが、ネックライン(紫の水平線、2月21日高値107.90)は超えられないでいます。いっぽうでピンクの太線で示した上昇ウェッジは今週下抜け、その後は下抜けたサポートがレジスタンスとして効いている(黄色のラインマーカー)ことも確認できます。ネックラインを日足終値で超えない限りにおいて、このウェッジを重視したいと考えています。

であるとすれば、ピンクの点線矢印で示した継続パターンとなりますので、円高方向への動きが再開しやすいと読めますがどうなるか、来週の週報でもう一度見直しますが、現在はまだドル安・円高トレンドの流れの中での調整局面と捉えることが出来るでしょう。

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