ドル円軟調推移 シリア情勢緊迫化で(4/12朝)

11日の海外市場でドル円は軟調推移。

ドル円軟調推移 シリア情勢緊迫化で(4/12朝)

ドル円軟調推移 シリア情勢緊迫化で

11日の海外市場でドル円は軟調推移。
反政府勢力に対する化学兵器の使用が疑われるシリアに対し米英仏などの有志連合は、ミサイル攻撃を準備、トランプ大統領はツイッターで「ロシアよ準備しろ、ミサイルが来る」などと挑発しました。これに先立ちロシアはシリアに対する米軍のミサイルをすべて打ち落とすとしていました。トランプ大統領はまた、「われわれとロシアの関係は冷戦時代を含めて史上最悪だ」ともツイート。シリアを巡る米露の対立をあらわに表現したことから金融市場にリスク回避の動きが広がりました。

NYダウは218ドル安の24,189.45で終了。ドル円はじり安となり東京時間7:00現在は106.80近辺での取引です。
昨晩発表された3月のCPIはほぼ事前予想通りの年率+2.4%、公開された3月のFOMC議事録では利上げペースの加速が論じられていたことから、ドル円が反発する局面もありましたが、反応は一時的なものにとどまりました。

米国の大統領がシリアではなくロシアに直接攻撃を示唆することは極めて異例。米国は単独攻撃を避けるため英仏などと攻撃に関する最終的な協議を進めていると見られており、週末にかけて進展が注視されます。

ドル円はシリアを巡る米露関係の悪化に神経質とならざるを得ず、大きくは動きにくい状況です。チャート上も先週後半から日足の一目均衡表の雲の下限に何度か跳ね返されており、しばらくは上値の重い状況が続きそうです。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る