週明けのユーロ小動き終始(4/9夕)

週明け月曜のユーロは1.2261-87の狭いレンジでの取引に終始しました。

週明けのユーロ小動き終始(4/9夕)

週明けのユーロ小動き終始

週明け月曜のユーロは1.2261-87の狭いレンジでの取引に終始しました。先週末の雇用統計では非農業部門雇用者数は予想を大きく下回ったものの、平均時給は高めの水準をつけるなどまだら模様、発表直後ユーロドルは1.2220-60レンジで乱高下しました。しかしその後はテーマは再び米中貿易戦争の激化に移り、米株が大幅に下落したことでドル売りとなりユーロドルは1.22台後半で越週しました。

明けて月曜の東京市場では、前週末にNYダウが一時700ドルを越える下落を見せ、終値でも572ドル安で終了したにもかかわらず、日経平均が110円高で終わると言う「異変」がおきています。株式市場がスパイラル的な売りに向かわなかったことで為替市場は平静を保ち、ドル円もややドル高で107円を回復して推移。ユーロドルもほぼ完全に無風となりました。これまで米株がくしゃみをすれば確実に風邪を引き続けていた日本株が週末をはさんでいたとはいえ、本日プラス圏で引けたことにはやや違和感があります。日本株の需給に何らかの変化が生じている可能性もあり今後の動きには要注意です。

ユーロは引き続き中長期のトレンドラインの下限(本日1.2256レベル)近くに位置しており先週は一時ラインを下回る局面もあったことから、チャート的には予断を許さない状況です。また、本日15:00に発表された2月のドイツの貿易収支では輸出の減少が目立ち、貿易黒字が予想を下回るなどユーロ圏の経済そのものに黄信号がともっているのではないかとの最近の懸念も払拭できず、今週もユーロは不安定な立ち位置です。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。本日この後大きな経済イベントは予定されていません。

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