ドル円短期見通し (18/4/5)

米ドルを取り囲む環境は中期的には米国が仕掛けている各国との通商がテーマとなっていて、

ドル円短期見通し (18/4/5)

ドル円短期見通し

米ドルを取り囲む環境は中期的には米国が仕掛けている各国との通商がテーマとなっていて、昨日の中国報復関税の発表時のようにリスクオフ懸念を拭い去ることが出来ませんが、値動きとしては堅調で本日はわずか1銭ではあるものの先週の高値を上抜ける動きを見せました。

需給的に本邦新年度入り後はややドル買いが勝っているということもあると思いますが、市場参加者も米国の保護主義テーマに目新しさを感じなくなってきているということもありそうです。仮にこのままドル円が堅調になった場合に短期的にターゲットとなりやすい水準について見ておきましょう。

             ドル円四時間足

             ドル円四時間足

順当に先々週安値104.64を起点に先週高値107.01までの上昇、その後今週の105.66までの押しを上昇N波動の3点として考えると、フィボナッチエクスパンションの100%ターゲットは108.03となっていることがわかります。ここまでのドル上昇が起こるといったん円高シナリオ自体を見直さないといけないのですが、明日には雇用統計もありこのままドル高に進むかどうかも疑問です。

また日柄的な観点から4月中旬までは方向感がはっきりしない時間帯でもあり、円高にも円安にも一方向に動きにくく、特にドル高はリスクオン方向となることを考えると個人的には積極的になれない面があります。思いのほかドル買いが続かず、2月27日高値の107.58レベルあたりで失速する可能性の方が高いのではないかと考えています。

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