連休明けNY株続落でドル円下落(4/3朝)

イースターの連休明けの米国市場では米国株が再び大きく下げ、リスク選好の後退から円が買われる展開となりました。

連休明けNY株続落でドル円下落(4/3朝)

連休明けNY株続落でドル円下落

イースターの連休明けの米国市場では米国株が再び大きく下げ、リスク選好の後退から円が買われる展開となりました。
ドル円は昨晩106円を割り込んで、一時105.66の安値をつけた後、東京時間7:00現在は105.85近辺での取引です。一方ユーロは1.23近辺で方向感の無い動きが続いています。

昨日中国が米国に対する報復関税を発表し、貿易戦争激化が不可避なものとなる中で、貿易戦争に勝者なしで結局は米国利益にはならないとの判断や、トランプ大統領が連休明けもアマゾン批判を継続したことなどから、NYダウの下げは一時758ドルに達しましたが、終盤にかけてやや戻し、458.92ドル安の23,644.19ドルで取引を終了しています。
また、昨晩発表された米国製造業PMI、建設支出、ISM製造業景況指数等の経済指標がのきなみ事前予想を下回ったことも、米ドルを取り巻くセンチメントを悪化させました。

一方で発表された中国の関税輸入対抗措置で中国は豚肉果物など120品目以上の輸入関税を引き上げる方針が示されましたが、航空機、牛肉など、より影響の大きな品目が今回含まれておらず、交渉余地を残した形としています。これに対する今後のトランプ大統領の反応が注目されます。

ドル円は米経済変調への懸念と米国保護主義の強化の動きに頭の重い展開が続いており、107円がずいぶん重い印象となってきています。昨晩の下げで再び日足の21日移動平均線や、基準線などを下抜けており、本日東京市場でも下落が予想される日本株の動向次第では一段の下げが見込まれます。

本日は午後13:30に豪州中銀が政策金利を発表しますが、金利変更は予想されていません。

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