3. 北朝鮮の核放棄の可能性言及で円、ドルに売り(3/7朝)

北朝鮮の核放棄の可能性言及で円、ドルに売り(3/7朝)

昨晩の20:00過ぎに北朝鮮より帰国した韓国の特使は、韓国に北朝鮮と勧告は4月末に首脳会談を開催すると発表、

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北朝鮮の核放棄の可能性言及で円、ドルに売り(3/7朝)

北朝鮮の核放棄の可能性言及で円、ドルに売り

昨晩の20:00過ぎ、北朝鮮より帰国した韓国の特使は、韓国に北朝鮮と韓国は4月末に首脳会談を開催すると発表、また、北朝鮮が体制の安全の保障と引き換えとした核兵器放棄に言及したと述べました。
これに対しトランプ大統領はツイッターで「何年もの間なかった北朝鮮との対話の可能性が出てきた、真剣な取り組みがすべての当事者間で行われている。世界が注目し、待っている！誤った希望かもしれないが、米国はいずれの方向にしてもしっかり対応する」と発言し、北朝鮮の対話姿勢に応じる姿勢を示しています。

この動き受けて円、ドル、スイスフラン等の危険避難通貨が売られ、ドル円は106円台前半を回復、ユーロドルは1.24台に乗せましたが、その後は伸び悩み、東京時間7:00現在ドル円は106.15ユーロドルは1.2407近辺での取引です。

北朝鮮の予想外の対話姿勢にリスク回避姿勢が後退した形の為替市場ですが、一部ではこれまでと状況は大差なく、北朝鮮の時間稼ぎに利用されているに過ぎないとの見方もあり、このまま危険避難通貨売りが続く雰囲気ではありません。

昨晩はまた、トランプ大統領の鉄鋼、アルミニウムへの輸入関税導入に反対するコーン国家経済会議委員長やライアン下院議長など政権内部での関税回避の努力も伝えられて、リスク回避の動きがやや弱まりましたが、トランプ大統領は関税適用の姿勢を崩しておらず未だ予断を許さない状況です。
尚、今しがた7:30にコーン国家経済委員長が辞任するとトランプ大統領が発表したとの報道が伝わり、ドル円は105.70まで50銭ほど急落しています。

本日はこの後13:00に若田部、雨宮両日銀副総裁候補への所信聴取と質疑が参議院で行われます、また、14:00には内閣府から1月の景気動向指数の発表があります。

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