ドル円上昇、リスク後退で円売り戻し
5日の海外市場でドル円はほぼ一方向で上昇。
昨日東京時間終盤は105円台前半で取引されていたレベルから、約90銭上げて東京時間6:00現在は106.20レベルでの取引です。
週末ドイツ社会民主党が大連立の承認を可決し、ドイツの政治的な空白が終了する見通しとなったこと、ライアン下院議長がトランプ大統領の鉄鋼、アルミニウムに対する輸入関税導入に反対し、この計画を進めないようホワイトハウスに強く求めていると述べたことなどから、リスク回避の動きが後退、欧米で株価が反発し、危険避難的な円買いの解消が進みました。
ただ、トランプ大統領はあくまで関税を導入する方針、イタリアの政局の不透明感も強く、また、今週はECB理事会、日銀政策決定会合、雇用統計と週後半にイベントも多いことから、市場のテーマはやや分散気味でこのままドル円の一方向での上昇が継続する感じでもありません。
北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩労働党書記が韓国の派遣した特使と会談を持ち、南北関係改善などについての文大統領の意向を踏まえて話し合い「満足のいく合意に達した」と発表しましたが、具体的な内容は明らかにされておらず、今後の関連報道が注目されます。
本日は13:00からは参議院で日銀黒田総裁の所信聴取と質疑が予定されています。
また、
オーダー/ポジション状況
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