ユーロ イベント後の方向探り
5日の東京市場でユーロは概ね上昇。
週末の欧州の政治イベントを終了、ドイツではひとまず社会民主党が党大会で大連立を承認、約5ヵ月に亘った政治的空白がようやく終了。メルケル首相が正式に新政府の首相に指名され、14日に下院で承認される見通しです。
一方でイタリア総選挙では予想通り票が割れハングパーラメントの状態となることが明らかになりました。第一党となったのはポピュリスト政党である「五つ星運動」ですが、中道右派連合を主体とした連立政権が樹立される見込み。中道右派連合で最大票を獲得した反移民政党「同盟」のサルビーニ書記長が首相に名乗りを上げており、EUは新たな火種を抱えることとなりました。
結局ユーロにとっては好悪双方の結果となったため、ユーロは方向感を探る動きとなり、東京時間早朝には1.2365の高値をつけましたが日中は弱含んで欧州勢参入後は一時1.2269まで下げる局面もありました。その後も方向感さぐりは続き、東京時間20:00現在は1.2315レベルでの取引です。
夕刻発表となったユーロ圏の1月の小売売上高前年比+2.3%と事前予想+2.0%を上回りました。この後深夜0:00からはISM非製造業指数の発表があります。
欧州株はイタリアを除いて全面高。
オーダー/ポジション状況
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