ドル円上昇 米株式市場の急反発受け
6日の海外市場では前日に続き大幅なマイナスで始まった米株が終盤に反発、リスク回避の流れが緩み、安堵感からのドル買戻しにドル円は109円台を回復。東京時間7:00現在は109.60近辺での取引です。
NYダウは終値で24,912ドルと終盤鋳掛567ドル高の反発を見せ、前日の下落幅の半分を戻して終了。世界連鎖株安を断ち切ることができたとの安堵感からドル円もほぼ米株の上下に従った形となり、明け方の米株の反発に109.10から109円台半ばまで戻す動きとなりました。
ダウの反発を受け本日の日本株も上昇が見込まれドル円は底堅い動きとなりそうです。
ただ、あまりにも変動の高い株式相場に市場はやや疲れ気味。為替の反応も鈍くなりがちで本日も為替市場の値幅は限られそうです。
これで本当に株式市場の調整が終わったのかはもう一巡して米株の動きを見る必要があります。しかしながら、異例ともいえる株価の急落にも下値は限定的だったことからドル円の下値はずいぶん固くなった印象です。
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