株下げ加速、リスク回避の円買いドル買い(2/6朝)

週明けの海外市場では米国をはじめとする欧米の主要株式市場で下げが加速。

株下げ加速、リスク回避の円買いドル買い(2/6朝)

株下げ加速、リスク回避の円買いドル買い

週明けの海外市場では米国をはじめとする欧米の主要株式市場で下げが加速。
NYダウは一時1,597.08と1,600ドル近く下げて取引時間中過去最大の下げを記録、終値ベースでも1,179.248ドル下げて24,341.72ドルで終了しています。
ダウ、S&Pともに昨晩の下げ幅は4%を越え、恐怖指数も40に迫る勢いとなる中、為替市場ではリスク回避の動きが強まり、円、ドルに対する買いが強まっています。

ドル円はNY時間前半には株価に買戻しの動きも見られたことから一時110円台を回復する場面もありましたが、米株の急落に歩調を合わせて下落、未明には108.99と再び109円を割り込み、東京時間7:00現在は109.15レベルでの取引です。
対円では下落しているドルですが、他の主要通貨に対しては円同様にリスク回避の買いを集めており、ユーロドルは1.24を割り込んで取引されています。

昨晩発表された1月のISM非製造業指数は好調な新規受注と雇用に支えられ59.9と事前予想56.7を大きく上回り2005年以来の高水準となりました。経済のファンダメンタルズに大きな悪化が見られない中でのNYダウの過去最大の下げは、このところの早すぎた株価上昇のスピード調整に過ぎないとの見方が今のところ優勢ですが、既にダウは年初来の上昇をすべて失ってマイナスに転じており、調整の長期化が懸念されます。

当面ドル円は株価動向次第となりますが、株価の下げの割にはドル円の下げ幅は相対的に小さいとも感じられ、今週株価が下げ止まらないといった事態になればドル円の下値余地は大きそうです。

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