ドル円110円台回復 強い雇用統計で
注目の雇用統計は非農業部門雇用者数、平均時給ともに市場予想を上回り、また、前月分も上方修正されたことからドル円は素直に反応、110円台を回復しています。
長期金利も上昇10年物国債利回りは一時2014年初の2.85%に達し、長期金利の本格的底打ちを感じさせる形となりました。
ここまで相対的に金利の上昇が遅れてきたたこともあり、株式市場は短期的には出鼻をくじかれた形、欧米株式はほぼ全面安の展開です。
基調は米経済の回復をベースとした動きであり、ドル高、米金利高の副作用としての米株安が短期的に生じることは避けられないことながら、恐怖指数も15に接近しつつあり、これ以上の株価の下落は本格的な調整につながる可能性無きにしも非ずといえ、注意が必要です。
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