ドル円一時上昇 暫定予算案へ採決動議可決で
昨晩の海外市場でドル円は一時上昇。
米上院は日本時間深夜二時頃に現在議論されている暫定予算案採決実施の動議を可決、民主党は幼少時に親に連れられて不法入国した子供に対する保護措置復活への対応を条件に2月8日までの暫定予算案の受け入れを決めた模様であり、23日にも政府機関が再開される見通しです。
この動きを受けてドル円は一時111.22まで上昇しましたが、もともと政府機関閉鎖決定後はドル円はほとんど下落していなかったこともあり上昇は限定的、その後反落して東京時間7:00現在は110.95近辺で取引されています。
一方米株は堅調に推移しており、NYダウは安値で寄り付いたものの採決動議可決前から徐々に強含み、NYダウは前週末比142ドル高の26,214ドルと終値ベースでの史上最高値を更新しました。
また、昨晩はIMFが最新の世界経済見通しを公表、米減税を背景に世界経済は今年+3.9%と7年ぶりの高い経済成長となる見通しを予想しています。
当面の問題の先送りに成功しつつあることで、ドル円は仕切り直し。次の材料と方向感を探る動きとなりそうです。
本日は、昼ごろ昨日から開催されている日銀政策決定会合の結果が公表されます。今月中長期の国債買い入れ額を減少させたことから欧米に続き金融緩和政策の出口へ向けた動きが取り沙汰されている日本銀行ですが、今回政策の変更や「出口」への言及がなされる可能性は少ないものの、展望レポートの内容、15:30からの総裁記者会見での質疑にはいつも以上に注目が集まりそうです。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.23
来週の為替相場見通し『トランプトレードと円キャリーの組み合わせがドル円を下支え』(11/23朝)
ドル円は、今週前半にかけて、一時153.28まで急落する場面が見られましたが、週末にかけては一転154円台後半へと持ち直す動きとなりました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:上村 和弘
2018.01.23
ドル円見通し 先週末安値割れ回避からやや戻す(1/23)
米上院は2月8日までの米連邦政府つなぎ予算案を可決、下院も可決した。トランプ大統領の署名を経て米政府機関閉鎖はいったん解除される。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2018.01.22
ドル戻り歩調も、つなぎ予算案の採決次第(1/22夕)
週明け22日の東京市場は、ドル高・円安。とくに夕方にかけて値を上げ、一時111円に迫る局面も観測されていた。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。