ドル一時乱高下 PPIは予想上回る(12/13朝)

12日の海外市場でドルは概ね堅調に推移しました。

ドル一時乱高下 PPIは予想上回る(12/13朝)

ドル一時乱高下 PPIは予想上回る

12日の海外市場でドルは概ね堅調に推移しました。
注目された11月の米生産者物価指数(PPI)は事前予想前年比+2.9%を上回る+3.1%となり、米長期金利とドルが上昇、ドル円は113.75の高値をつけました。
その後、共和党のポール・ライモン上院議員が「無謀な赤字財政支出に反対する」とツイートしたことが材料視され一時ドル円が113.38とほぼ前日東京時間のレンジ下限近くまで急落する局面もありましたが、すぐに戻し、東京時間7:00現在は113.55レベルで結局昨日とあまり変わらないレベルで取引されています。

一方ユーロドルは同じくPPI発表後のドル買いに一昨日の安値を下回る1.1718まで下落し、その後は反発しましたが東京時間早朝は1.1740レベルで取引されドル円に比べて戻りが鈍くなっています。
いずれにせよイベント前で本日日中は為替は様子見に徹する形となりそうです。

市場の関心は本日22:30の米消費者物価指数と明日未明のFOMCの結果発表およびイエレン議長会見の内容、既に今回の0.25%の政策金利引き上げは織り込み済みですが、来年の経済、物価見通しと利上げ幅の予想に注目が集まります。

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