ドル円窓埋め完了。NYダウ下落の円買いで(10/24朝)

23日の海外市場でドル円は反落。衆議院選での自民党圧勝により週明けに生じた113.52-66の「窓」を埋め終わり、東京時間6時半現在は113.40近辺での取引です。

ドル円窓埋め完了。NYダウ下落の円買いで(10/24朝)

ドル円窓埋め完了。NYダウ下落の円買いで

23日の海外市場でドル円は反落。衆議院選での自民党圧勝により週明けに生じた113.52-66の「窓」を埋め終わり、東京時間6時半現在は113.40近辺での取引です。
昨晩のNY市場ではGE(ゼネラルエレクトリック社)の投資判断を証券各社が引き下げたこと、最近の上昇に対する利益確定の売りが出たことなどから、主要な株価指数が7営業日ぶりに下落に転じ、NYダウも54.67ドル下げて23,273,96で終了しています。
ドル円はこの株価の下落と、北朝鮮の地政学リスクへの警戒感から114円手前の海外高値から反落、113.50を割り込むとストップロスを巻き込んでドル売りが加速、NY時間終盤には一時113.25をつけています。

自民党の衆議院選圧勝による円安は一旦終了、本日の東京市場では昨晩の米株式市場の反落をうけて15連騰して過去の連続上昇記録を塗り替えた日経平均がどのような動きを見せるかが注目されます。
ドル円は衆院選前後の円安進行で過去一ヶ月の膠着レンジを上抜けて一円ほど上値を広げた形となりました。現状は各移動平均線、一目均衡表の基準線、転換線等もすべてサポートに位置していてドル円は底堅い印象です。一方で衆院選後の円安が短期間で反落に転じたことで114円台の重さも認識されたことから、本日のところは株価を睨みながら113円台で次の方向感探しとなりそうです。

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