ドル円上昇 リスク許容度改善で (10/19朝)

18日海外市場でドル円は反発、一時113円台を回復しました。

ドル円上昇 リスク許容度改善で (10/19朝)

ドル円上昇 リスク許容度改善で

18日の海外市場でドル円は反発、一時113円台を回復しました。
昨晩もIBMが好決算を発表、業績予想も上方修正するなど米企業業績の上ブレが続いており、米株式市場への資金流入が継続、NYダウは終値ベースで初めて23,000ドルを突破しました。
連日の株価の上昇でリスク許容度が増した上、北朝鮮情勢も特に進展が無いことからリスク回避の円買いの巻き戻しにドル円は一時高値113.05をつけ東京時間7:00現在は112.95近辺で推移しています。

昨晩発表された米地区連銀報告(ベージュブック)では引き続き緩やかな経済成長と、タイトな労働市場、緩やかな物価上昇圧力が報告されています。
一部地域からは、工業製品の原材料コストが上昇しているにもかかわらず、絶対水準的にはここ数年の価格下落の範囲内であることなどから、販売価格の上昇には完全には反映されていない様子が報告されました。またアトランタ、シカゴ等の地区からはハリケーンによる一時的なものと思われる建設、輸送などのコストの急激な上昇も指摘されています。
昨晩はサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が相次いで年内再利上げを支持する発言を行ったこともドルの支援材料となりました。

ドル円は9月末から10月初旬にかけて何度も終値を維持できないまま反落した113円台に再び到達しつつあります。
米経済に対する見方の改善と株価の続伸によるリスク許容度の回復、また、市場の12月の利上げ確率が再び90%台に乗せるなどドルの支援材料が揃ってきている事から、本日海外時間の終了時に113円台を維持できるか否かが注目されます。

この後8:50からは本邦9月の貿易統計が発表されます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る