日経平均株価50年チャート
最近の日経平均株価は、高値を更新するたびに21年ぶり高値というニュースを目にしますが、なかなか21年前のチャートを目にすることも無いと思います。今回はさらにその前も含めて50年チャートをご覧ください。このくらい超長期であれば、とりあえず大局観を掴みやすいと思います。
まずは、チャートです。さすがにバーが潰れてしまっていて、月足でもラインチャートのように見えます。1964年9月から今月までの月足チャートです。
さすがに、50年前の動きまでは現状の分析には関係ないのですが、1989年12月の史上最高値38,957.44円、2008年10月の史上最高値後の最安値6,994.90は重要です。チャート上で見るとよくわかりますが、史上最高値を付けた後、7,000円を挟んで2003年と2008年でダブルボトム状のチャートパターンを形成し、アベノミクス相場で大きく上げてきています。
そして、史上最高値38,957.44とその後の最安値6,994.90の半値戻しは22,976.17となります。更に21年前1996年6月の高値が22,750.70とほぼ一致していることもわかります。現在の日経平均株価における強気相場はおおよそ23,000円を目指していると言えるでしょう。
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