ドル反落、材料多く消化不良気味(17/9/29朝)

昨晩の海外市場でドル円は反落、東京時間夕刻の高値113.21からほぼ一方向で下げ、東京時間朝7時現在は112.30台での取引となっています。

ドル反落、材料多く消化不良気味(17/9/29朝)

ドル反落、材料多く消化不良気味

昨晩の海外市場でドル円は反落、東京時間夕刻の高値113.21からほぼ一方向で下げ、東京時間朝7時現在は112.30台での取引となっています。

昨晩発表された米第2四半期GDP確報値は前期比年率3.1%と速報値より改善されましたが、市場は反応薄。フィッシャーFRB議長はロンドンでのスピーチで質問に答え「FOMCのドットチャートは参加者に共通の前提はなく予測に過ぎず事実ではない」と述べ、また、ECBプラート理事は物価面でECBの責務は果たされていないと発言するなど、それなりに材料は多かったものの方向性は見出せず、どちらかといえば前日までのドルの上昇の原動力となった税制改革への期待の剥落から、利食いのドル売りの動きが優勢となりました。

半期末を迎え市場はポジション調整の動きが出ており、本日も方向感の出にくい状況が見込まれます。本格的な動きは半期明けの来週以降となりそうです。
この後8:30から本邦完全失業率、消費者物価指数、有効求人倍率、家計調査、8:50から鉱工業生産の発表および9月20日21日の日銀金融政策決定会合の「主な意見」が予定されています。

オーダー/ポジション状況

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