ドル円下落、テロ発生でリスク回避強まる(8/18朝)

昨晩の海外市場ではトランプ大統領の政権運営不安とバルセロナでのテロ事件発生でリスク回避姿勢が強まり、

ドル円下落、テロ発生でリスク回避強まる(8/18朝)

ドル円下落、バルセロナのテロでリスク回避強まる

昨晩の海外市場ではトランプ大統領の政権運営不安とバルセロナでのテロ事件発生でリスク回避姿勢が強まり、NYダウが大幅に下落しました。危険避難通貨の円にも買いが集まりドル円は109円台半ばに下落しています。

トランプ大統領の先週の白人差別主義者による暴動に対する発言や姿勢をめぐる議論は継続、トランプ政権の経済成長政策等の運営を難しくしていることもドルの頭を重くしています。今朝型トランプ大統領はインフラ関連の助言組織の発足を断念しました。

また、昨晩スペインのバルセロナで車が群衆の中に突っ込み、60人超が死傷する事件がありました。現地ではテロ行為とみて捜査がされており、ISが犯行声明を出しています。

テロ事件発生の報道を受けて、米株式市場ではリスク回避の動きが強まり、NYダウは274.14ドル安い21,750.73ドルで終了、下げ幅は今年二番目の大きさでした。

ドル円は欧州時間に一時110.37レベルまで上昇しましたが、その後はコーン国家経済会議委員長が辞任するとの誤報に乱高下する局面もありました。
その後上記のテロのニュースが伝わるとドル円は再び徐々に下げ、一時109.45をつけた後、日本時間6:30現在は109.50近辺のドル安値圏での取引となっています。

米株の下落をうけて、本日の東京市場でも日本株の下落が予想され、それに伴いドル円も一段の円高を試す流れとなりそうです。
テクニカル面からも昨晩ドル円は一目均衡表の転換線、5日移動平均等を下抜け、主要な移動平均、各種のチャートポイントがすべて上方に位置する非常に頭の重い状況となりました。本日のところはドル円の上値は109.85-110.00あたりが目途、一方下方向には目立ったサポートが無く、日本の株価次第では8/11安値108.74を試す可能性も出てきています。

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