ドル堅調、北朝鮮リスクの後退(8/15朝)

昨晩の海外市場でドル円は109円台半ばで堅調に推移しました。

ドル堅調、北朝鮮リスクの後退(8/15朝)

ドル堅調、北朝鮮リスクの後退

昨晩の海外市場でドル円は109円台半ばで堅調に推移しました。
先週末にかけて緊迫化の度合いを増していた北朝鮮情勢にやや緩和の動きが見られたこと、NY連銀のダドリー総裁のややタカ派的発言が下支えし、ドル売りに偏ったポジションの一部が解消された形です。

昨晩ティラーソン国務長官は米国は北朝鮮の体制転換にも南北統一の加速にも興味はないとの立場を表明、北朝鮮との対話姿勢を示しました。
また、NY連銀のダドリー総裁はインタビューに答え、景気が持ちこたえる場合には年内あと一回の利上げを支持するとの立場を明らかにしました。

ただ、一触即発ムードはやや後退したとはいえ北朝鮮との開戦を含む有事リスクが解消されたわけではないこと、米金利に関しても利上げの確率は上昇したとはいえCME フェドウォッチでの確率は引き続き46.8%と50%を割り込んでおり、一方向のドル買いともなっていません。
本日の東京市場では地政学リスクからのパニック的なポジションの解消が進み次の方向感を探る展開となりそうです。
本日13:30からは本邦6月鉱工業生産の確報値が発表されます。

オーダー/ポジション状況

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